外気冷房併用型置換換気システムのポイント
外気冷房との併用
・置換換気により冷房吹き出し温度を高く設定できるので、外気冷房が可能な期間を延長できる
室内環境が向上する
- 吹出す気流はゆるやかで人に不快感を与えない
- 外気を取り入れ、室内の発熱による上昇気流を利用するので人の作業空間が清浄化する
- 部屋全体を空調するのではなく、人の作業空間を適温にする
高い省エネ効果
- 空調風量を削減できるので、送風機動力を低減できる
- 外気冷房を利用して冷凍機を省力化できる
- 冷房時は吹き出し温度を高く設定できるので、省エネできる
- 暖房時は吹き出し温度を低く設定できるので、省エネできる
工場の快適性と省エネに
- 生産施設の場合、設置する生産機器の発熱量が大きくなると暖房用エネルギー消費量は小さくなります。一方冷房用エネルギーの消費量は多大となります。しかし北海道には冷涼な外気が豊富に存在します。
この豊かな自然エネルギーを活用した外気冷房を併用したシステムはオイルミスト、粉じん等を速やかに排出し、作業環境の改善及び省エネに大きな効果を発揮します。
平成23年度エネルギー使用合理化事業者支援補助金を利用して、既存工場の空調改修計画を当システム導入により、年間エネルギー消費量70%削減を達成
平成26年12月に施主のシチズン夕張株式会社様が当システムにて「北海道経済産業局長表彰 平成26年度北国の省エネ・新エネ大賞」を受賞
実証データ
新築工場の省エネルギー効果
補助金の活用(既設改修の場合)
当システムは一般社団法人環境共創イニシアチブの補助事業(エネルギー使用合理化等事業者支援補助金)の補助対象となります。(交付には審査が必要)補助金限度額 100万円〜50億円/事業(ただし、補助対象経費の1/3以内)
詳細は同法人のホームページをご参照ください。
シュミレーション(既設改修の場合)
データに基づき、投資対効果(改修工事費、エネルギー削減量)等をシミュレーションいたします。既設建物で2 〜3週間、現場にてデータを収集させていただきます。
また現状のエネルギー使用状況をお聞かせください。
その際資料のご提出をお願いします。
ご提出いただきたい資料:光熱費の月別料金(電気、灯油、ガス等)、工場等の稼働時間など
産学官連携
当システムの導入及びデータ検証にあたっては、北海道科学大学 工学部建築学科 教授 福島 明様
北海道大学 大学院工学研究院 教授 羽山 広文様
にご指導、ご協力をいただいております。
当社では、産学官の連携、他企業とのネットワークを大切にし、新たな技術・システムの向上を目指しております。